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400年

私がヨーロッパが好きな理由はいくつかありますが、そのうちのひとつが歴史のある建物が多いこと。
普通の住宅が100年以上前の建物、というのも珍しくありません。
しかも戦争で破壊されても、その多くはまた元に戻してしまいます。
ヨーロッパの街を歩くと、その国の歴史や伝統を強く感じるのが好きです。

それに対し、日本は建物をすぐ新しくしてしまいます。
おそらく50年前の建物といえば、結構古い方ではないでしょうか。
私は建築に詳しくないのでよくわかりませんが、国民性もあるかもしれませんし、歴史的な背景もあるのかもしれません。
建物の素材もあるかもしれません。
また江戸時代は火事が多く、家がすぐ焼失してしまうため、建物を大切に保存するという意識が薄いのかもしれません。
また地震や台風が多いせいもあるかもしれません。

先日、何気なくテレビを見ていたら、日本で仕事をしているイギリス人の建築家が出ていました。
その人は日本での仕事が楽しいと言っています。
理由は、
「日本の建築は、20年〜50年もてばいいという考え。だから好きなことができる」
と。
「イギリスでは建物を建てる時、400年もたせる作りにする。400年後を考えながら仕事するのは、かなりプレッシャーなんだ。その点、日本は20年から50年で建て替えればいいからね」

建物の寿命が短い日本なら、様々なアイデアをトライできるのがいいそうです。
なるほど、そういう考えもあるのかと思いました。
それにしても400年とは、さすがヨーロッパです。


作品は2004年の秋に訪れた、イギリス、ロンドン。ポートベローマーケットです。オリンパスE-1とズイコーデジタル14-54mmF2.8-3.5で撮影。Silver Efex Proでモノクロ。

(C) Tomohiro Fujii
# by fujiitomohiro | 2010-02-06 23:44 | イギリス

20年以上の月日

先週の金曜日、大学時代の先輩と同期の友人と飲みました。
先輩は小林紀晴さん(http://www.kobayashikisei.com/)。
同期は米屋浩二(http://www.geocities.jp/yoneya231/)と奈良英雄。
そして私の4人。

小林さんは「ASIAN JAPANESE」や「写真学生」など多くの著書を出版し、大手企業の広告も手掛ける写真家。
とても有名なので、ご存知の方も多いでしょう。
日本カメラ誌でフォトコンテストの審査もしています。

米屋は鉄道写真家。木造駅舎やアジアの鉄道を撮っています。
月刊カメラマン誌の「鉄道写真バトル」で知っている方もいると思います。

奈良は映画のスチールやタレントを撮る写真家。

みんな第一線で活躍しています。
しかし4人が会えば、大学時代と変わらない雰囲気。
なんだか学生に戻った気分になります。
ところが「ウチの子供が・・・」という言葉を聞くと、大学を卒業してから20年以上という月日の流れを急に感じました。

小林さんと米屋は、偶然「アサヒカメラ.net」で同時に登場しています。
http://www.asahicamera.net/
小林さんは「プロの現場報告」を。
米屋は「鉄道風景写真講座」を担当しています。


作品は夜の東京都内にて。ライカM9とズマリット50mmF1.5で撮影。Silver Efex Proでモノクロ。

(C) Tomohiro Fujii


ホームページのトップ作品を更新しました。トルコのイスタンブール。ブルーモスクこと、スルタン・アフメット・ジャミィの中です。キヤノンEOS-1D Mark II とシグマ15-30mmF3.5-4.5EX DG ASPHERICALで撮影。
# by fujiitomohiro | 2010-02-01 23:59 | 日本

始まってもいなかった

先日、オーディオ&ビジュアル雑誌の仕事をしました。
とはいっても、私はオーディオは全く詳しくありません。

この仕事では、オーディオ&ビジュアル評論家のY先生とご一緒でした。
取材の合間、Y先生と編集部スタッフと雑談。
HDMIケーブルの話になりました。
最近はデジタルカメラをはじめ、デジタル機器の多くがHDMI端子を持っているので、ご存知の方も多いでしょう。


「我が家もテレビとレコーダーの接続はHDMIですよ。HDMIケーブルって、結構なお値段なんですよね」

Y先生
「そうですね。1mで、だいたい1万円ちょっとかな」


「えっ・・・、1mで1万円?ウチのケーブルはそこまでしないですけど・・・」

Y先生
「それなりのケーブルはしますよ。1mで1万円はスタートライン。ここから始まりですね」


「・・・ということは、ウチはまだ始まってもいなかったんですね・・・」

オーディオの世界では、ケーブルの値段がとても高いことは知っていましたが、改めて驚きました。
ただ私もカメラ雑誌で「レンズが付いて10万円は安価だ」などと書きますが、普通はカメラに10万円は「高い」と感じるでしょう。
趣味性が高いものにのめり込むと、金銭感覚がおかしくなるのが、自分でもわかる気がします。


作品は2009年の夜のラスベガス。今年の1月にラスベガスで開催されたCESでは、3D対応のテレビが話題だったとか。映画館だけでなく、ホームシアターでも3D映画が楽しめる時代がすぐそこまで来ているようです。オリンパスE-3とズイコーデジタルED12-60mmF2.8-4.0SWDで撮影。

(C) Tomohiro Fujii
# by fujiitomohiro | 2010-01-29 18:07 | アメリカ

天才画家の光と影

ちょうど1週間前の21日、上野の東京都美術館で、2月13日からの公開にさきがけて上映された映画

「カラヴァッジョ 天才画家の光と影」

を見てきました。
これは東京都美術館で開催中の「ボルゲーゼ美術館展」と、カラヴァッジョ没後400年に合わせたイベントです。
上映会は21日と23日に行われ、私が行った21日は、映画上映の前にテレビでお馴染みの評論家、山田五郎さんと、女優の水野真紀さんによるトークショーもありました。
美術を専門に学び、博識の山田さんはさすがのトーク。
わかりやすく、しかも楽しくカラヴァッジョが生きた時代背景を知ることができました。

カラヴァッジョをテーマにした映画は、かつてデレク・ジャーマンが監督した「カラヴァッジオ」があり、私もビデオで見たことがあります。
時代を超えた不思議な映像が印象的でした。
今回の映画は監督も役者もイタリア人。
言葉もイタリア語で、16〜17世紀のイタリアを想像させます。
内容は、抑揚のつけかたがワザとらしいと感じることもありましたが、カラヴァッジョの作品を意識したような光や色の使い方が綺麗で、基本的には伝記映画として楽しめました。

カラヴァッジョをはじめ、バロック美術が好きな方にはおすすめです。

この日は、映画のために東京都美術館に行ったため、肝心の「ボルゲーゼ美術館展」はまだ見ていません。
ボルゲーゼ美術館は、私にとってとても思い出深い美術館であり、とても楽しみにしています。


作品は2006年のイタリア、フィレンツェにて。ライカM3とズミクロン50mmF2で撮影。フィルムはコダックT-MAX400。

(C) Tomohiro Fujii
# by fujiitomohiro | 2010-01-28 23:59 | イタリア

魔女の一撃

腰の具合は、だんだん良くなってきています。
なるべく腰に負荷をかけず、湿布も貼っていたら、今朝はかなり痛みが少なくなりました。
まだ腰に違和感はあるものの、徐々に普通の動きができるようになっています。
しかし無理はせず、腰を曲げる時も恐る恐る・・・という感じです。

ぎっくり腰は、ドイツでは「魔女の一撃」と呼んでいるとか。
なるほど、あの急激なガツンとした痛みは、まさに一撃。
しかも“魔女”というのが、なんともヨーロッパらしいです。


作品は2007年に訪れた、旧東ドイツの街、ドレスデン。リコーGR DIGITALで撮影。Silver Efex Proでモノクロ。

(C) Tomohiro Fujii
# by fujiitomohiro | 2010-01-20 12:34 | ドイツ

グキッ

昨日、夕方に仕事の打ち合わせから帰ってきてから、自宅で別の仕事に取りかかりました。
私のメインパソコンであるMac Proには、24.1インチのディスプレイモニターを2台接続しています。
つまりデュアルモニターです。
仕事の都合上、そのうちの1台を外す必用があり、ケーブルを抜いてモニターを持ち上げたら・・・

腰をグキッ!

っとやってしまいました。
なんとかモニターを床に降ろすことはできましたが、そのまましばらく動けず。
やっと仕事部屋の椅子に座ったものの、下に落ちた物を拾うこともできず。
とはいえ、仕事は進める必用があるため、腰の様子をうかがいながら仕事。

これが「ぎっくり腰」なのでしょうか?
初めてなりました。

仕事をある程度進めたところで、その日は終了。
インターネットで調べたところ、最初は患部を冷やすと良さそうなので、タオルでアイスノンを巻いて腰に当てました。
しばらく冷やしたらアイスノンを外し、またしばらくしたら冷やして・・・の繰り返し。
ようやく少し楽になりました。

昨夜は腰に湿布を貼って就寝。
おかげで今朝は痛みがまだ残るものの、かなり回復しました。

頻繁に重い荷物を持つカメラマンは、腰を悪くした人が多いように感じます。
まさか自分も腰をやってしまうとは。
年齢もあるのかなぁ、とボソッと思ってしまうのでした。


作品は昨年10月のベルギー。ブリュッセルにて。この時は、久しぶりに重量級機材を持って海外を撮りました。ソニーα900とタムロンSPAF70-200mmF2.8 Di で撮影。Silver Efex Proでモノクロ。

(C) Tomohiro Fujii
# by fujiitomohiro | 2010-01-19 13:31 | ベルギー

昨日は東京に初雪が降りました。
さらに今日は、九州でも雪になったとか。
しかも長崎や鹿児島も雪が積もったそうです。

2年前の1月、私は

「テレビではわからないジャパネットたかたのすべて」
http://www.amazon.co.jp/テレビではわからない-ジャパネットたかたのすべて/dp/4862790607

の撮影で長崎県を訪れていました。
その時は「さすが長崎は暖かい」と思ったのですが、ジャパネットの社員さんは「寒い、寒い」と言っていたのをよく覚えています。
その長崎で雪が降ったのですから、地元の方々の寒さは尋常ではなかったかもしれません。

冬の長崎は、牡蠣やカワハギなど、美味しい魚介類がたくさん。
時々、懐かしくなって長崎市や佐世保で焼酎を飲みながら食べたくなります。
正直なところ、甘い刺身醤油はちょっと苦手でしたが・・・。


作品は2008年4月の長崎県、長崎市。1月から3月まで、ジャパネットたかたの撮影で佐世保に通った翌月、プライベートで訪れました。オリンパスE-3とズイコーデジタルED12-60mmF2.8-4.0SWDで撮影。

(C) Tomohiro Fujii
# by fujiitomohiro | 2010-01-13 18:33 | 日本

木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン

東京都写真美術館へ、

「木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン 東洋と西洋のまなざし」

を見てきました。
木村伊兵衛もブレッソンも、私がとても好きな写真家です。
どちらも何度も作品を見ていますが、これだけまとめて鑑賞するのは久しぶりでした。

この二人に共通するのは、ライカでスナップショットやポートレートを撮っていること。
作品を見比べてみると、ブレッソンは隙のない構図なのに対し、木村伊兵衛は水平線が傾いているものも多く、その場のタイミングを重視しているように感じました。

またお互い50mmの標準レンズをメインにしていましたが、木村伊兵衛は絞りを開け気味にして、ボケを考えている様子がうかがえました。
しかしブレッソンはあまりボケは使っていないように感じます。
レンズに対する考え方が異なるのかもしれません。

そして興味深かったのが、木村伊兵衛がパリで撮影されたカラー作品が展示してあること。
ブレッソンも依頼に応じてカラーも撮っていたようで、ブレッソンが撮影したカラー写真が掲載されている雑誌もあります。
ブレッソンのカラー写真は初めて見ました。

さらに二人のコンタクトシート、つまりベタ焼きが展示されているのも驚きです。
二人がどのような視点で被写体をとらえているのかがわかり、しばらく食い入るように見ました。

木村伊兵衛とブレッソンは交流があり、パリで一緒に撮影したこともあったとか。
この写真展の最初に展示されていた、木村伊兵衛が撮影したブレッソンと、ブレッソンが撮影した木村伊兵衛のポートレートも、お互いの特徴が出ていて注目です。


作品は2009年10月に撮影したフランス、パリのマルシェ。ライカM6とズミクロン50mmF2を使用。フィルムはコダックT-MAX400。

(C) Tomohiro Fujii
# by fujiitomohiro | 2010-01-12 14:12 | フランス

夢の超特急

先日、S10 24-72mmF2.5-4.4 VC を装着したリコーGXRを提げて、鉄博こと鉄道博物館に行ってきました。
鉄博は、昨年「鉄道だいすき 007」の「鉄博だいすき!!」

http://shopping.hobidas.com/shop/hobidas-syoten/item/165520906.html

の撮影で2回訪れましたが、プライベートでは初めて。
じっくり楽しめました。
特にジオラマは、仕事では限られた時間内での撮影のため、とても慌ただしかったのですが、ようやくゆっくり鑑賞できました。

私は鉄道マニアというわけではありませんが、乗り物は全般的に好きです。
子供の頃は、鉄博の前身である交通博物館によく連れて行ってもらいました。

さて、今回は前回、前々回とは異なるものがあります。
それは「夢の超特急」といわれた、初代の新幹線(0系)が新たに展示されていることです。
メインの展示ゾーンの脇にある、特別スペースに置かれていた0系を見た時は、少し感動しました。
昔、何度もこの新幹線に乗ったものです。
車内に入り、座席やトイレなどを見ていると、タイムスリップしたような気分になりました。
私にとって新幹線というと、まず頭に思い浮かぶのが、この初代の新幹線、0系なのです。


久しぶりに訪れた鉄博。のんびり鑑賞してきました。


夢の超特急、0系新幹線。私はひかり号よりこだま号によく乗りました。


車内に入ると、子供の頃を思い出して懐かしくなります。
# by fujiitomohiro | 2010-01-08 13:18 | 日常

SNAPS

リコーのフォトギャラリー「RING CUBE」で、写真家をはじめ、各界著名人がリコーGRやGXシリーズで撮影した写真展「SNAPS」が始まりました。

http://www.ricoh.co.jp/dc/ringcube/event/snaps.html?rcn18

また、これらの作品の写真集「GR SNAPS II」も発売されます。
写真展初日の今日はRING CUBE近くでオープニングパーティーが開かれ、私も行ってきました。

この写真展は、2007年に発売された写真集「GR SNAPS」と、その写真展「photoGRaph」の続編。
前回は100名による作品集で、私も参加させていただきました。

そして今回は120名と規模が大きくなりました。
テレビでもお馴染みの有名人が撮影された作品も多く、とても楽しめます。
なお、この写真展は1月31日まで。


作品は10月に訪れたベルギー、ゲントにて。リコーGR DIGITAL III で撮影し、Silver Efex Proでモノクロ。

(C) Tomohiro Fujii
# by fujiitomohiro | 2010-01-06 20:20 | ベルギー
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写真や海外のことなど


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