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FujiiTomohiro Photography Diary

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Rainbow Rising

外出した帰り、駅前にあるビデオ&CDレンタルのお店に寄った。
なんとなくCDを借りたくなったのだ。
特にお目当てのアルバムもなかったので、CDレンタルコーナーをぐるぐる回っていた。
しばらく物色して、3枚のCDを選んだ。
そのうち2枚は全く知らないバンドで、お店の紹介文を読んで決めた。
ひとつは「Maroon5」の「Song About Jane」。
もうひとつは「The Vines」の「Highly Evolved」。
Maroon5はアメリカ、The Vinesはオーストラリアのバンドらしい。
早速iBookのiTunesに入れて聴いてみた。
あ、Maroon5の「She Will Be Loved」はノエビア化粧品、「Sunday Morning」はトヨタヴィッツのTVCMで使われていて知っているぞ。
The Vinesは「ニルバーナ + ビートルズ」とか言われているそうで、確かにニルバーナっぽさも感じるし、ビートルズっぽい曲もある。
全体的には現代の若者が演奏している古くさいテイストのロック、という感じ。
同じオーストラリアのバンド「JET」(Are You Gonna Be My GirlがiPodのCMに使われて大ヒットした)にも少し近い印象だ。

そして3枚目に選んだのが、レインボーの「Rising」(邦題:虹を翔る覇者)だ。
レインボーのセカンドアルバムで名盤と言われている。

私は1970年代の小学生の頃から、ディープ・パープルやレッド・ツェッペリンなどのブリティッシュハードロック(昔はヘヴィメタルなんて言葉はなかった)を聴いていた。
パープルのギタリストだったリッチー・ブラックモアが脱退して、自身のバンド、レインボー(たしか当初はリッチー・ブラックモアズ・レインボーだと思った)を結成した時は話題になったのを覚えている。

1978年、レインボー2回目の来日の時(アルバムLong Live Rock'n Rollが発売された時のツアー)、私は武道館まで見に行った。
小学校3〜4年生の頃。今思えば、変わった小学生だ。
コンサートの始まり、今は亡きドラマーのコージー・パウエルにスポットライトが当たった瞬間は、今も鮮明に記憶している。
もちろんリッチー・ブラックモアのギターやロニー・ジェイムズ・ディオのヴォーカルが生で聴けたのはすごい感動だった。

「Rising」を聴くのは、25年ぶりくらいだろうか。
iBookに付けたイヤホンから流れてきたパワフルながら中世ヨーロッパをイメージするロック。
「あぁ、そうそう、そうだったな」となつかしくなった。
しかも今聴いても全く古さを感じさせない。
iTunes Music Storeで他のレインボーのアルバムも試聴したが、このアルバムがズバ抜けて良いように感じる。
やはり名盤だ。

今では伝説となったディープ・パープルやレインボー、レッド・ツェッペリンやクイーンをリアルタイムで知っている私は、少し幸せなのかな。
by fujiitomohiro | 2005-08-18 13:35
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フォトグラファー、藤井智弘。「近所から海外まで」街を歩いて写真を撮っています。(公社)日本写真家協会(JPS)会員。お仕事のご依頼はホームページのフォーム、またはTwitter、InstagramのDMからお願いいたします。


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