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FujiiTomohiro Photography Diary

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日光とプラート

土曜日は日光に行ってきた。
日光は何年ぶり、いや何十年ぶりだろう。
たしか小学校に入るかどうかの頃に行って以来なので、約30年ぶりかもしれない。
天気は今ひとつだったが、のんびり楽しめた。

「やすらぎの日光号」に乗ってやすらぎに行ってきた。
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華厳の滝。水の音を聞いていると気持ちが落ち着く。周囲の葉は色づき始めていた。
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日光はゆば料理が有名だとか。昼食はゆばそばを食べた。ゆばは美味しい。
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東照宮。ご存じ「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿。
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日曜日は、新宿の損保ジャパンにある東郷青児美術館へ、「プラート美術の至宝展」に行った。
プラートはイタリア、フィレンツェの北約15kmにある街。
そこはキリストの母、マリアが身につけていた帯「聖帯」が保存されていて、何百年も前から聖帯伝説が受け継がれているとか。
プラート美術は、この聖帯を扱ったものが多いらしい。

今回の目玉は、初期ルネサンスの巨匠、フィリッポ・リッピの作品が3点来ていることだ。
リッピは15世紀の画家で(修道士でもあったとか)名前は知っていたが、作品は見たことあるようなないような・・・。
たぶん、ヨーロッパで見ていると思うのだが、じっくり鑑賞するのは初めてだ。
リッピは、「ヴィーナス誕生」や「春」で知られるボッティチェリにも影響を与えたらしい。
そう言われてみると、人物の顔の描き方は似ているような気もする。

私はキリスト教徒ではないが(でもなぜか通った幼稚園はキリスト教系)、歴史的な宗教画を鑑賞するのは好きだ。
ヨーロッパでもよく教会に入って、宗教画をぼ〜っと眺めていた。

イタリアはまた行こうと思っている。
次はフィレンツェがメインだな。
今回でプラートにも訪れてみたくなった。

それにしても・・・
聖母マリアの教会、聖堂はたくさんあるのに(イタリアでは「Madonna」、英語では「Our-Lady」、フランス語では「Notre-Dome」) 、なぜか父ヨセフの教会、聖堂は聞かない。
「聖父」とも言わないし、お父さんはどこへ行ったのかな?
by fujiitomohiro | 2005-10-17 15:14
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フォトグラファー、藤井智弘。「近所から海外まで」街を歩いて写真を撮っています。(公社)日本写真家協会(JPS)会員。お仕事のご依頼はホームページのフォーム、またはTwitter、InstagramのDMからお願いいたします。


by fujiitomohiro
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