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FujiiTomohiro Photography Diary

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タイ・その3

タイ3日目。一日雨だった前日から、今日は快晴になった。
向かうのは王宮がある「ワット・プラケオ」。
前日行ったワット・ポーの近くにある。
今回はフアランポーン駅からタクシーに乗ってワット・プラケオまで行った。

さすが王宮だけあって広い。
そして快晴だとタイは尋常でないほど暑い。
入り口からチケット売り場まで、数十メートル歩いただけで汗が噴き出てくる。
ゲートをくぐるとテラスの上に、巨大な金色の仏舎利塔、プラ・シー・ラタナー・チェディが現れた。
タイの強い光に金色が輝いて、とても美しい。
このテラスには、アンコール・ワットの精密な模型も置かれている。
19世紀末に、ラーマ4世が作らせたものだとか。
テラスの両端には2つの仏塔、プラ・スワンナ・チェディが建つ。
そこには「ラーマーヤナ」に登場する悪魔と猿神の像が、交互に仏塔を支えている。

しばらくテラス周辺を撮影したあと、日影に入って休憩。
ずっと日向にいたら熱中症になってしまうだろう。
こまめに水を飲み、日影で体を冷やす。

その後、本堂へ行き、中に入ってみた。
本堂にはエメラルド色の仏像が安置されている。
そこから、ワット・プラケオは「エメラルド寺院」とも呼ばれている。
しかし実際はエメラルドではなく、ヒスイでできているらしい。
ちなみに、この本堂の中は撮影禁止。また中では座って見なければならない。

本堂から王宮へ向かう。
その名の通り、国王が住むところだが、ワット・プラケオの王宮は、前国王ラーマ8世まで。
現国王ラーマ9世は、別のラチャナダー宮殿に住まいを移している。
チャクリー・マハ・プラサート宮殿に到着すると・・・工事中だった。
王宮周辺を散策し、疲れたのでワット・プラケオ内にあるカフェで休む。
タイではシンハより一般的なビール、チャーンビールを飲んだ。

時計を見ると、すでに午後2時を過ぎている。
ワット・プラケオを離れ、チャオプラヤー川沿いにあるレストランへ向かった。
そこで川を眺めながらランチ。
シュリンプ入りのタイカレーを食べた。

食後は再びタクシーに乗り、フアランポーン駅まで戻る。
そして駅周辺で日暮れがまで撮影して、本日は終了。

明日は世界遺産の街、アユタヤへ行くつもりだ。

写真上は、向かって右が仏舎利塔、プラ・シー・ラタナー・チェディ。向かって左は仏教経典が収められているプラ・モンドップ。

写真中上は、悪魔と猿神が支える仏塔、プラ・スワンナ・チェディ。

写真中は王宮、チャクリー・マハ・プラサート宮殿。残念ながら工事中だった。現在は儀式や祭典、迎賓館として使用されているそうだ。

写真中下は、チャオプラヤー川沿いのレストランで食べたタイカレー。とても美味しかった。

写真下はフアランポーン駅周辺。のどかな庶民の生活が見える。
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by fujiitomohiro | 2005-11-16 11:48
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フォトグラファー、藤井智弘。「近所から海外まで」街を歩いて写真を撮っています。(公社)日本写真家協会(JPS)会員。お仕事のご依頼はホームページのフォーム、またはTwitter、InstagramのDMからお願いいたします。


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