パルマ
国立西洋美術館へ、「パルマ イタリア美術、もう一つの都」展を見てきました。
16世紀から17世紀を中心に、イタリア北西部の街パルマで栄えた美術です。
イタリア絵画というと、レオナルド・ダ・ヴィンチやラファエロ、さらにカラヴァッジョやティツィアーノなどが有名です。
しかし、ここではそうした画家の作品はなく、コレッジョやパルミジャニーノ、カラッチなどパルマで活躍した画家たちの作品が展示されていました。
個人的に印象深かったのは、パルミジャニーノの「ルクレティア」。
ルクレティアが短剣で自分の胸を刺したシーンを描いているのですが、肌の質感や髪の毛の質感がとてもリアルで、絵の中に引き込まれる感覚でした。
もうひとつ印象深かったのが、バルトロメオ・スケドーニ作、「キリストの墓の前のマリアたち」。
墓には天使が座っていて、マリアたちにキリストの復活を教えているシーンです。
油彩とは思えないほど鮮やかな色調と明暗のはっきりしたコントラストで、光と影を感じるインパクトの強い作品でした。
作品を見ていると、ローマやフィレンツェで美術館や教会を巡って絵画を見ていたのを思い出し、またイタリアへ行きたくなりました。
この展覧会は今日が最終日。ずっと見たいと思っていて、ようやく行くことができました。
写真はドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)の上から見たフィレンツェの街並み。
16世紀から17世紀を中心に、イタリア北西部の街パルマで栄えた美術です。
イタリア絵画というと、レオナルド・ダ・ヴィンチやラファエロ、さらにカラヴァッジョやティツィアーノなどが有名です。
しかし、ここではそうした画家の作品はなく、コレッジョやパルミジャニーノ、カラッチなどパルマで活躍した画家たちの作品が展示されていました。
個人的に印象深かったのは、パルミジャニーノの「ルクレティア」。
ルクレティアが短剣で自分の胸を刺したシーンを描いているのですが、肌の質感や髪の毛の質感がとてもリアルで、絵の中に引き込まれる感覚でした。
もうひとつ印象深かったのが、バルトロメオ・スケドーニ作、「キリストの墓の前のマリアたち」。
墓には天使が座っていて、マリアたちにキリストの復活を教えているシーンです。
油彩とは思えないほど鮮やかな色調と明暗のはっきりしたコントラストで、光と影を感じるインパクトの強い作品でした。
作品を見ていると、ローマやフィレンツェで美術館や教会を巡って絵画を見ていたのを思い出し、またイタリアへ行きたくなりました。
この展覧会は今日が最終日。ずっと見たいと思っていて、ようやく行くことができました。
写真はドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)の上から見たフィレンツェの街並み。
by fujiitomohiro
| 2007-08-26 23:26
| イタリア Italy