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作品はプリント

ここ数日、仕事で何人かの写真家に会う機会があった。
そこで感じたのは、やはり自分の作品の最終形はプリントだということだ。
特にデジタルでは、パソコンのモニタで見るだけで終わってしまう人は多いだろう。
それはそれでいいのだろうが、私はどうしても感覚的にしっくりこない。
なんとなく物体がないというか、バーチャルな感覚なのだ。
やはりプリントという形になるのがいい。

そういえば、かつてエドワード・ウエストンの息子であるブレット・ウエストンは、80歳だったかの誕生日に自分の作品のネガをすべて暖炉に入れ、燃やしてしまったそうだ。
ウエストン曰く
「私の作品と言えるのは、私がプリントしたものだけ。私の死後に、私のネガを使ってプリントされるのは我慢できない」
というわけらしい。
作品とはプリントのことであり、自分が焼いたオリジナルプリントが残ればそれでいい、のだそうだ。
いかにもファインプリントにこだわっていたウエストンらしい。
さすがに私は、いずれ年を取ってもネガを燃やしたり、デジタルデータを削除してしまうことはないだろうが、その気持ちはわかる気がする。

銀塩モノクロにしても、デジタルにしても、もっとオリジナルプリントに力を入れたい、
と強い刺激を受けた仕事だった。
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# by fujiitomohiro | 2005-07-01 19:04

今日は…

昼間、家で仕事しているとインターホンが鳴った。

「はい」

と出ると、おばあさんが立っていた。

「土曜日でおくつろぎのところ、○×△□教のボランティアです…」

一応、丁重に断った。

それよりも…

今日は金曜日なんですが…。
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# by fujiitomohiro | 2005-06-24 21:52

鳥獣戯画

電車に乗っていると、キリンビバレッジの新しいお茶、”茶来”の広告が貼ってあった。
何気なくその広告を眺めていると、なんだか見覚えのある絵がある。
ウサギやカエルなど、動物が人間のように描かれた、その絵…。
なんだっけ…?
かなり古い絵のはず。たしか…国宝だったような…。

帰宅して調べてみると、やはりそうだ。
京都栂尾山高山寺にある、鎌倉時代に描かれた絵巻、国宝「鳥獣戯画」だ。
鳥羽僧正作と伝えられていて、高山寺ではレプリカが見れるらしい。
ウサギが川遊びをしたり、カエルが弓の試合をしてたり、まるで漫画だ。
約900年前とは思えないほど今見ても楽しい絵で、プライベートで京都に行く機会があれば、ぜひ高山寺を訪れたい。
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# by fujiitomohiro | 2005-06-23 23:19

ルーヴル美術館展

17日の金曜日は、横浜美術館へ「ルーヴル美術館展」に行ってきた。
19世紀を中心としたフランス絵画73点が展示されていた。
私は昨年の9月にパリを訪れていて、ルーヴル美術館にも入ったが、フランス絵画のコーナーが改装中で見ることができなかった。
だからルーヴルではドラクロワもアングルも見ていないのだ。
それだけに、この展覧会は楽しみにしていた。
ここではフランス国外では初公開となるアングルの「トルコ風呂」や、オルセー美術館に寄託された「泉」、ドラクロワの「母虎と戯れる子虎」が目玉だ。
個人的には、フランソワ=エドゥアール・ピコの「アモルとプシュケ」や、ジャック=ルイ・ダヴィットの「マラーの死」が印象的だった。

ルーヴル美術館は巨大だ。
とても1日ですべてを見ることはできない。
その時は定番であるミロのヴィーナスやモナリザの他、フェルメールの「レースを編む女」「天文学者」を中心に時間を費やした。
またパリを訪れた時には、再びたっぷりとルーヴルを堪能したい。

土曜日は十数年ぶりにボウリングを楽しんだ。
あまりに久しぶりなので、ボールの重さをどれにすればいいのか、スコアの付け方もわからない。
それでも何とかなって(!?)4ゲームもやってしまった。
おかげで翌日は筋肉痛…。

写真上は、お馴染みのモナリザ。ルーヴルと言えば、まずはこれ。
次もお馴染みのミロのヴィーナス。結構大きい。
その下はフェルメールの「レースを編む女」。驚くほど小さい絵だ。
一番下はフェルメールの「天文学者」。レースを編む女の隣に展示されている。
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# by fujiitomohiro | 2005-06-21 02:02

恐竜博

先週の金曜日、上野の国立科学博物館へ「恐竜博」を見に行ってきた。
科学博物館へは久しぶり。もしかしたら25年以上行っていないかも。
子供の頃は恐竜が好きで、よく科学博物館へ連れて行ってもらい、化石を眺めていた。
今は改装してしまい、当時の面影はないようだが、なんだか懐かしい。
この恐竜博は、恐竜から鳥類へ進化したという説を元に構成されている。
たしか私も鳥類は爬虫類から進化したような話を聞いたことがある。
「翼竜」や羽毛がある「始祖鳥」もいたみたいだし、鳥と恐竜が近い存在なのを感じる。
そして、この恐竜博の目玉は、アメリカからやってきたティラノサウルス「スー」だ。
全身骨格の90%が見つかった、とても貴重な化石らしい。
オークションでは10億円以上で落札されたとか。
展示された全身骨格は複製だったが、本物のスーの化石も一部あり、とても興味深かった。
それにしてもティラノサウルスはでかい。
スーの全長は12.8mもある。
こんなに大きい肉食生物が、かつて地上にいたのが不思議に感じる。
ついゴジラを思い出してしまった。

写真上はヘレラサウルスの骨格。
ライティングで影を使った展示は、インドネシアの影絵芝居”ワヤンクリ”みたい。
写真中はタルボサウルスの頭部。なんだか映画「エイリアン」のようだ。
写真下がティラノサウルス”スー”だ。
全身骨格の前では、恐竜についての講演が行われていた。人間との大きさの違いに注目。
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# by fujiitomohiro | 2005-06-14 21:25

工場見学

6日の月曜日、オリンパスのご厚意により、長野県にある坂城工場と辰野工場を見学させていただいた。
坂城ではコンパクトデジタルから一眼レフのEシリーズ用レンズの製造が行われている。
コンパクト用のレンズでも手間をかけてレンズの研磨をしている様子がよくわかる。
そしてズイコーデジタル300mmF2.8のレンズは、まさに「職人」と言える人たちが作っていて、値段が高いわけだ…と納得してしまった。
デジタル用レンズは、銀塩時代のズイコーレンズより高い精度や技術力が求められるそうだ。
ズイコーデジタルレンズの性能は評価が高いが、製造している様子を見ると、それもうなずける。
辰野工場では、コンパクトデジタルの本体部分や電子部品の製造、E-1やズイコーデジタルレンズの組み立てを行っている。
E-1やズイコーデジタルレンズは、うわさ通りクリーンルームで作られていて、工場というより研究所みたいだ。
品質の高い製品を作り出すことがよくわかり、とても貴重な体験だった。
工場見学の詳しい様子は、いずれ、このHPにまとめようと思っている。

なお一部報道では、坂城工場が「閉鎖」と伝えられたそうだが、辰野工場に移転してまとめるということで、決して閉鎖ではないとのことだ。

長野に向かう途中、新幹線に乗っていると、とある駅で男の人が後ろからぞろぞろと乗ってきた。
ふと、その人たちを見ると、3人は頭が丸刈りで黒いジャンパーを着ている。
あとの人は背広姿だ。
黒いジャンパーを着ている丸刈りの人たちは、どうも目付きもよくないように見える。
ジャンパーの裾の方へ目をやると…ひもが出ている。
「あ、あれ…?そ、それって、もしかして…?」
そう、丸刈りの人たちは、ひもで繋がっているのである。
「同じ車両に、そんなのって”あり”かぁ〜!?ひも丸出しでいいのかぁ〜!?」
できれば、そうした場合は、普通のお客はその車両に乗せないとか、せめて気付かれないように前から乗ってきてほしい。
車内のゴミ箱もすべて目張りされていて使えなかったし…。
新幹線を降りるまで、どうも落ち着かなかった。
降りようと席を立ったら、その人たちと目が合っちゃったし…。ドキッとしたよ…。
さらに坂城から辰野へ車で移動中は、高速道路にひっくり返ったばかりの車と遭遇するし…。

いろんなことがあった一日だった。
オリンパスイメージング、そしてオリンパスオプトテクノロジーのみな様、お忙しい中、どうもありがとうございました。

写真はクリーンルームの中でズイコーデジタル11〜22mmF2.8-3.5を製造している様子。作業員は防塵服やマスクをしている。
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# by fujiitomohiro | 2005-06-08 23:16

クールベとベルリン

日曜日は午前中、三鷹市美術ギャラリーへ「クールベ美術館展」へ行ってきた。
クールベとは、画家のギュスターブ・クールベのことだ。
印象派の画家たちが活躍する以前から、写実主義の絵を描いていた。
現在は故郷のフランス、オルナンにある生家が「クールベ美術館」になっていて、そこから来た作品が展示されていた。
「オルナンの若い女の肖像」や「シヨン城」は、光がとても美しい。
クールベの作品は、まるで見ている自分も絵の中にいるような気分になった。

三鷹市美術ギャラリーを出ると、そのまま上野の国立博物館へ。
「ベルリンの至宝展」を見に行った。
世界遺産にもなっている、ベルリンの5つの博物館(旧博物館、新博物館、旧国立美術館、ボーデ博物館、ベルガモン博物館)の総称「ベルリン博物館島」のコレクション。
古代エジプト美術や古代ギリシャ・ローマ美術から、ヨーロッパ古典絵画やヨーロッパ近代美術まで、約5000年の時の流れを感じることができる展覧会だ。
パピルスに描かれたエジプトの絵やヒエログリフ、ミイラを入れた棺やマスクはとても印象的だった。
また絵画では、ラファエロの「聖母子」が美しい。印刷物やネットでみるより、淡い色調に感じた。そしてボッティチェリの「ヴィーナス」を見ていると、フィレンツェのウフィッツィ美術館にある、「ヴィーナス誕生」や「春」も見たくなった。
レンブラントやマネの絵も見ることができ、とても楽しんだが、日曜日とあって会場はとても混雑していたので、見終わった時はヘロヘロに疲れた。

この日は、朝コンタクトレンズを入れる時に、ホコリも右目に入ったらしい。
すぐ取れるだろうと思っていたのだが、ベルリン至宝展を見終わっても目に違和感がある。
どんどん状態が悪くなっているように感じたので、薬局で保存液を買い、駅のトイレで右目のコンタクトは外してしまった。
鏡で目を見ると、違和感がある部分が充血している。
おかげで、しばらくコンタクトはやめて、現在は出かける時も眼鏡を使っている。
つい横着してしまった自分に反省。写真家にとって目はとても大切だ。これからは、もっと慎重に扱おう。
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# by fujiitomohiro | 2005-06-07 23:39

Mac風

私が主に使用しているパソコンはMacだ。
ほとんどのパソコン作業をMacで行っているが、時々Windowsも使う。
MacOS Xには、Dockというランチャーがあって、ワンクリックでアプリケーションが起動できて結構便利だ。
しかもデスクトップもスッキリ。
ところがWindowsを起動すると、デスクトップはアイコンやらファイルでゴチャゴチャ…。
これが気になって、ネットで検索してみると、WindowsでもDockのようになるランチャーがあるらしい。
早速ダウンロードしてみた。
もともとアメリカのソフトらしく、日本語パッチもあるようだが、どうも上手くいかず、設定画面等は英語のまま。
それでもMacのようなデスクトップになって、まずまず満足した。
ただスッキリしたけど…やっぱり使い勝手は慣れたMacの方がいいかな。
とりあえず、これで使ってみよう。

上の画像がMac風のデスクトップにしたWindows。
下の画像が、メインで使っているMacのデスクトップだ。ちなみに普段、壁紙はグレー一色にしている。
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# by fujiitomohiro | 2005-06-02 22:41
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写真や旅、日記など。デザインオフィス株式会社AQUA取締役/フォトグラファー。


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