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FujiiTomohiro Photography Diary

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フィルムカメラ

CIPA(カメラ映像機器工業会)は、フィルムカメラの生産、出荷台数の統計の発表を、2月分から停止したそうです。
「集計数が一定を下回ると発表しない」の規定に該当したからだとか。

前月の統計では、フィルムカメラの生産はわずか1580台、出荷は1万1573台だそうで、フィルムカメラの需要の低さがうかがえます。

ラボが少なくなったり、フィルムの価格が上がったり、フィルム写真が好きな人には寂しい話題ばかり。
私自身、フィルムカメラやフィルム写真は好きなので、この先どうなるのだろうと心配になってきます。

ただ中古カメラ店では、若い人が機械式カメラを購入することが多い、という話もよく聞きますし、一度はデジタルを使ってみても、またフィルムに戻る人もいるそうで、まだまだお先真っ暗ではないようです。

私はデジタルの写真やデジタルの面白さは、フィルムの写真やフィルムの楽しさとは別だと考えています。
ですから、デジタルを使用する機会が多いとはいえ、フィルムでも写真を撮っています。
フィルムカメラの楽しさは、デジタルでは味わえないもの。
そうした味わいを大事にしたいと思っています。
逆にデジタルカメラの最新テクノロジーも、フィルムにはない楽しさ。
画家が作品によって絵の具を使い分けるように、フィルムとデジタルを使い分けようと考えています。

ゴールデンウィークは、フィルム一眼レフをメインにしたスナップも撮ろうと検討中。
どのカメラを使おうか、楽しく悩んでいます。


写真は1~2年前に手に入れた愛機、ニコンF4S。F一桁シリーズでは最も人気のないF4。私もニコンF一桁は「F3まで」と思っていました。ところがたまたまF4を手に入れて使ってみると、実に心地よく撮影できます。さすが一時代を築いたフラッグシップ機。今ではすっかりニコンF一桁は「F4まで」に考えを改めました。装着しているレンズは、Aiニッコール28mmF2.8S。
フィルムカメラ_c0030685_0524894.jpg

by fujiitomohiro | 2008-04-27 00:52 | ハードウェア Hardware
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フォトグラファー、藤井智弘。「近所から海外まで」街を歩いて写真を撮っています。(公社)日本写真家協会(JPS)会員。お仕事のご依頼はホームページのフォーム、またはTwitter、InstagramのDMからお願いいたします。


by fujiitomohiro
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