人気ブログランキング |

FujiiTomohiro.com/Diary

fujiitomo.exblog.jp ブログトップ

2006年 05月 15日 ( 1 )

ブルガリア

昨日は上野周辺を撮影した。朝から夕方まで。
これだけ長時間撮影したのは久しぶりだった。2月のイタリア以来だろう。
楽しい一日だった。

今日は新宿へ写真展を二つ見てきた。
まずは西口の野村ビルのギャラリーへ、「旅するアジア 〜ミャンマー2005〜」を見た。
写真家、渡部さとるさんと渡部さんのワークショップに通われた方々が、昨年行ったミャンマーで撮影した作品のグループ展だ。
ここには、私のサイトにも来てくださるアマチュア写真家、KAMEYAMAさんも参加されている。
ひとくちにミャンマーと言っても、参加されたそれぞれの視点で独特な国家を捉えているのが面白かった。

それから東口へ歩き、コニカミノルタプラザへ写真家、中藤毅彦さんの「From Bulgaria」を見た。
中藤さんとは、ずっと名前も作品も知っていた(お互いに)のに、なぜかお会いする機会がなかった。
だが今回は、ようやくご本人と会うことができた。
思えば、中藤さんの写真展を拝見するのもはじめてだったかもしれない。
オリジナルプリントは、昨年に先ほどの渡部さとるさんを取材した際、事務所に中藤さんの作品が飾られていたのを見ている。
その時、渡部さんは「中藤さんの作品は、オリジナルプリントで見るのがいいですよね。この感触は印刷では伝わらないんですよ」と語っていたのを覚えている。
たしかにそれは感じる。
ISO1600の高感度フィルムを使い、コントラストの高い仕上がりだが、ハイエストライトからディープシャドーまでの階調は実に豊かだ。
ただ単純にコントラストが高いだけではないのだ。
銀粒子のひとつひとつが光と時間を捉えているように感じる。写真に厚みがあるのだ。

作品を拝見した後、中藤さんと少し言葉を交わした。
印画紙の話にもなり、今回使用した感材も教えていただいた。
なるほど。さすがだ。私には使いこなせていなかったことがはっきりわかった。
今度試してみよう。

また私はブルガリア自体にも興味があった。
ブルガリアはいつか行ってみたい国のひとつ。
そのきっかけとなったのは、ブルガリアの民族音楽だ。
中学生か高校生の頃に聴いた、ブルガリアの民族音楽があまりにも衝撃的だった。
不協和音によるコーラスは、それまで聴いたことがなかった。
それは私が生まれた年と同じ1968年に録音された、アメリカ、ノンサッチレーベルのレコードだ。
「Village Music of Bulgaria」
「Bulgarian Folk Music」
の2枚。そのレコードは何度も聴いた。
さらに数年後、2枚が一緒になったCDを偶然見つけ、すぐ購入した。
レコードから無理矢理CDにしたようで音は悪いが、CDで聴けるのがうれしかった。
当時日本で「ブルガリアンヴォイス」として別の女性コーラスのブルガリア民族音楽CDが発売され人気があったが、私はこちらの方が土臭い感じがして好きだった。
こんな素晴らしい民族音楽がある国を見てみたい。
私がブルガリアへ行ったら、どんな作品が撮れるだろうか。その日を楽しみにしていよう。


昨日撮った上野のスナップ。天候は曇りだったが雨が降らなくてよかった。
ブルガリア_c0030685_22405682.jpg


「Village Music of Bulgaria」「Bulgarian Folk Music」の2枚のアルバムが一緒になったCD。同じ音源が別のCDで日本から発売されていると思うが、それでも音の悪いこのCDは大切にしている。
ブルガリア_c0030685_22434034.jpg

by fujiitomohiro | 2006-05-15 22:43 | アート Art
line

フォトグラファー。カメラ専門誌の撮影や執筆、企業や店舗の撮影、セミナー講師等をしています。公益社団法人日本写真家協会(JPS)会員。NHK文化センター講師。お仕事のご依頼はホームページ http://www.fujiitomohiro.com/に記載のメールアドレス、またはTwitterのDMからお願いいたします。


by fujiitomohiro
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー